台湾の聯合報によると、ベトナムのトラン・アン・ユン監督の英語作品『I COME WITH THE RAIN』が8月1日から香港でクランクインし、主演を呉彦祖(ダニエル・ウー)が務めることが分かった。ダニエルは米国ニューヨーク遊学から帰国後、初めての映画出演となる。26日付で中国新聞社が伝えた。
2000年の『夏至』以降、新作を発表していなかったトラン監督は、撮影資金困難のため長期にわたり本作の制作を延期していた。資金調達後、梁朝偉(トニー・レオン)や張震(チャン・チェン)に出演を打診したが、撮影時期で折り合いが付かなかった。最終的にダニエルに出演を依頼、遊学から帰国するのを待って、8月1日のクランクインが決まった。
本作のダニエルの役どころは英語ペラペラの探偵で、アクションシーンや心理ゲームを盛り込んでいるという。ヒロインはトラン監督の妻でベトナムの女優、トラン・ヌー・イエン=ケーが演じる。
本作の台詞はすべて英語で、米国で生まれ育ったダニエルにとっては、本領を発揮する絶好の機会だといえる。
トラン・アン・ユン監督しばらく撮ってないな、どうしてるんかな、身体でも壊したんちゃうかな、もう映画やめたんかなとか心配してたら、このニュースですよ。
「シクロ」のトニー・レオン(梁朝偉)に出てもらいたかったけど、いま三国志なのかな。