2007年9月1日、第64回「ヴェネチア国際映画祭」のコンペ部門出品作「Help Me Eros」(原題:幇幇我愛神)に出演しているアイビー・イン(尹馨)が、滞在先のヴェネチアでインタビューに答えた。
「Help Me Eros」は濃厚な性描写で注目されているが、先にヴェネチアで公開されたアン・リー(李安)監督「ラスト、コーション」(色、戒)で、ヒロイン役のタン・ウェイ(湯唯)が挑んだ全裸シーンに話題を奪われ気味。「私はあそこまで出来ない」と話すアイビーによると、プロデューサーのツァイ・ミンリャン(蔡明亮)監督からの「全裸要求」を拒否して、当初はかなり話がこじれたという。
結局はアイビーの妥協点までのヌードシーンが撮影されたが、アイビーは「ストーリーの中で必要と感じたら、全裸になっても構わない。私自身、映画の中であまりにヌードシーンが多すぎても観客が疲れると思うの」と話している。
インタビューの最後に、アイビーは以前「ラスト、コーション」のヒロイン役オーディションに参加したことを明かし、「あの時はリー監督に会えなかったの。今回、ヴェネチアで初めて会えてうれしかったわ!」と話していた。
「Help Me Eros」予告
「ラスト、コーション」予告
予告では「Help Me Eros」の方がエロいけどなw