2007年6月14日、ハリウッド映画「功夫之王」の撮影現場、横店影視城(映画テレビ撮影村)を訪れた記者は、ジャッキー・チェン(成龍)とジェット・リー(李連杰)の2大アクションスターのプライベートな休憩時間をのぞいてみた。
ジャッキーは「暑い!着替え持ってきて!」と叫ぶなり、コーラをがぶ飲み。スタッフと冗談を言って笑いあったり、電話をしたりととてもにぎやか。みんなが見てる前で平気で服を脱ぎ、着替えをはじめた。
そこから10m離れたところにあるジェットの休憩所。椅子に座り、演出家の1人となにやら熱心に演技について話している。コーラなどは飲まず、口にするのはミネラルウォーターだけ。ジェットは食事もすべて自分で手配。撮影現場には専用車の運転手であるジェットの兄が毎回食事を届けるという。
2人の性格はまったく違うが、この映画にかける意気込みは同じ。激しいアクションシーンの連続で、危険と隣りあわせの撮影が毎日続いているという。
さしずめジャッキーがゲキレッドで、ジェットがゲキブルーってところか。で、ジェットの兄貴は運転手な。