ベトナム・ハノイ市で若者の人気を集めているディスコ「ニューセンチュリークラブ」が28日、警官500人の武装警察による取り締まりを受け、薬物を使用または販売した容疑で外国人を含む1163人が拘束された。タインニエン(電子版)が伝えた。
警察の調べで、拘束者のうち200人以上から薬物使用の陽性反応が出た。大半は釈放されたが、薬物販売の容疑で20人が引き続き取り調べを受けた。
摘発を受けたディスコは、ハノイ中心部のチャンティ通りにあり、10代後半から20代前半の若者が客層の中心だった。取り締まりを逃れようとした若者も外で待機していた警察官に拘束され、中には発覚を恐れ合成麻薬「エクスタシー」の錠剤を投げ捨てる客もいたという。
報道によると、取り締まりは公安省直属の警察部隊が行い、ハノイ市警察当局には通知されておらず、市警察と薬物販売グループの癒着を指摘する見方もある。
一方、ホーチミン市でも同日、 市内のカフェ「MGMサイゴン」で薬物取り締まりを受け、100人以上の若者を拘束した。
ホーチミンでも取り締まりがあったそうですが、ハノイに比べると拘束者が一ケタ少ないですね。ハノイの方がいけてるのか、カフェ「MGMサイゴン」が「ニューセンチュリークラブ」に匹敵する箱じゃなかったのかどっちだ。でもベトナムのディスコではどんな音楽がかかっているのか、その方が気になります。