香港ディズニーランド:3周年…拡張計画難航、前途は多難
香港ディズニーランドは12日、開園3周年を迎えた。入場者数はやや持ち直したが、人気回復の起爆剤として期待した施設の拡張計画は、香港政府との交渉が難航。上海ディズニーランドが2012年にもオープンすると伝えられ、同じ中国本土客に頼る香港ディズニーの前途は多難だ。
香港紙によると、入場者数は1年目から目標を40万人下回る520万人、2年目は420万人にまで落ち込んだ。3年目は若干増え、500万人弱と推計されている。
3年目の入場者増の理由には、中国本土からの集客数が増えたことや、景気の回復が挙げられているが、コストが収入を上回る状況に変わりはなく、依然厳しい経営が続いているという。